こんにちは!
私は、幼稚園に通う年子姉妹を育てる母です。
今日は幼稚園の懇談会で園長先生から聞いた『“サイ”にならない子育て』についてお話します。
サイにならない子育てとは
”サイ”にならない子育てと聞いて「なんの話?」と思いますよね。
私も幼稚園の懇談会で園長先生が「みなさん、”サイ”になっていませんか?」と仰って、なんのことだろうと疑問に思いました。
”サイ”というのは、【すぐにやりなさい】【早くしなさい】【言うことを聞きなさい】という「〇〇なさい!」のこと。
子育て中のお母さんならつい口にしてしまう言葉ですよね。
口うるさく言ってしまうことに反省する日々
私も「早く片付けなさい!」「さっさと食べなさい!」と、つい子どもたちに言ってしまいます。
私だって、「〇〇なさい!」を言いたくて言っているわけではありません。
ただ最初の数回は穏やかな気持ちで応対できますが、時間が経つにつれて子どもたちを急かしたり行動を強制したりと、つい口うるさく言ってしまうことがあります。
家事・子育て・仕事と自分がいっぱいいっぱいのときは特に起こりやすい”サイ”。
もっと子どもの目線に立って、どうしたらお話を聞いてくれるのか考えるべきですが、ワンオペの時間が多いためさらに余裕がなくなってしまいます。
そして後々「あぁ、あんなに口うるさくしなくてもよかったのに…」と反省する日々。
いい加減になることが大切
「みなさんは”サイ”と言ってしまうことがあると思います」
「そんなときはいい加減な気持ちを持つことが大切です」
園長先生は、そう仰いました。
いい加減な気持ちとは、突き放すのではなく適度な距離を取ること。
親があれこれ指図せず、子どもが何をしたいのかどうしたいのか、距離を取って観察することが大切だとお話されていました。
言うことを聞いてくれなくて余裕がなくなってくると「あれして!」「これして!」と、指図してしまいますよね。
私も口癖のようにぐちぐちと子どもたちに言ってしまいがち…。
そんなときはいい加減な気持ちでいることが大切なんだと、とても勉強になりました。
イラっとしたら深く深呼吸をすると落ち着くといいますよね!
そのような感じで、ほどよく距離を置くことで子どもに対して余裕が持てるのかなと思いました。
子育ては発見と反省の繰り返し
今回園長先生のお話を聞いて、”サイ”にならないことと、いい加減な気持ちを持つことを学びました。
我が家の年子姉妹はつねに喧嘩が絶えず、殴り合いや口喧嘩などギャーギャーしています。
そんな中にいると私も余裕がなくなってイライラしがちですが、今回園長先生から教わったことを実践して、余裕をもって接することができるよう努力したいと思います。
園長先生、素晴らしいお話をありがとうございます。